めたすらいむの舟

メタル/書評を通じて、ものを書く練習を行っています。原則平日朝更新予定。

三上延 / ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

三上延 / ビブリア古書堂の事件手帖 第一作 のレビュー。

1.作品を選んだ理由

 おススメミステリーランキング上位にいたのと、名前を聞いたことはあるぞ!と思い買ってみた。

2.内容

 2011年、メディアワークス文庫から。表紙のお姉さんは作品のイメージ作りにかなり買っていると思う。本の知識と推理力以外は全くポンコツで、人見知りコミュニケーションも苦手な若く美女の古書店店主と、本を読まない(読めない)男が織りなすミステリー作品。栞子さんは所謂安楽椅子探偵で、とある理由により入院していて動けない中で、口頭で聞いた手がかりから、見てきたように事件に真相を言い当てちゃう系。1~3章はプロローグと小品で、4章がちょっとしたサスペンス。軽快でおどろおどろしい感じはしない、ライトな雰囲気(やってること自体は結構危ないと思うが…)。古書やそれにまつわる作者のエピソードが出てくるので、文学うんちく好きにはそういった点も好まれるかもしれない。個人的にはラブコメパートは求めてないんだよなぁ。   

3.感想/評価(★の5段階)

 ★★★--
 ミステリー部分は普通。キャラクターと古書の雑学で楽しんだ。

4.どのような人に推奨するか

 ホラーや人死にの類ではなく、ライトな謎解き。あとは上述したキャラクター性。気軽に読めるミステリをお求めの方に。