めたすらいむの舟

メタル(デス/ブラック/プログレ中心)と書評(SF/ミステリ寄り)を通じて、ものを書く練習を行っています。原則週次更新予定。

三島由紀夫 / の検索結果:

三島由紀夫 / 手長姫・英霊の声 1938-1966

…8メディア: 文庫 三島由紀夫 / 手長姫・英霊の声 1938-1966 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 『英霊の聲』が河出文庫からしか出ていないんだなぁと思っていたら、まさかの2020年の新潮文庫新刊で、本作が出ていた。まぁ三島由紀夫の新刊ということで、河出文庫の方と同時に購入。やはり没後50年だからそれに合わせたリリースがあったということかなぁ。 2.内容 2020年に新潮文庫からリリースされた、1938年(当時13歳)の『酸模』から晩年と言っていい1966年の『…

三島由紀夫 / 英霊の聲 オリジナル版

…5メディア: 文庫 三島由紀夫 / 英霊の聲 オリジナル版 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 『憂国』を読んでいたく感動した私は、二二六事件三部作と呼ばれる作品があると知りました。三島由紀夫って新潮文庫からいっぱい出てるけど、これは河出文庫から出てるんだよね…しばらく見つからなかった。(最近、新潮文庫からも英霊の聲の文庫が出ましたがね) 2.内容 『英霊の聲』『憂国』『十日の菊』に加え、当時単行本化にあたっての自著解説として『二二六事件と私』が収録されている。当初196…

三島由紀夫 / 女神

…島メディア: 文庫 三島由紀夫 / 女神 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 妻の本棚から持ち出したシリーズです。 2.内容 昭和53年だから…1976年か。1976年に新潮文庫から文庫リリースされた短編集。おおよそ著者の初期の活動に属する昭和20年代の作品が収録されている。三島由紀夫の年齢は基本的に昭和の年号と一致するからね。 全体的に様々な形での愛が表現されている。本作のページ数の半分を占める中編『女神』は、美人の妻が火傷によってその美貌を失い、関心を失った夫は娘を代…

三島由紀夫 / 夏子の冒険

…5メディア: 文庫 三島由紀夫 / 夏子の冒険 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 妻の本棚シリーズ。 2.内容 原作は1951年で、手持ちは角川文庫からのもの。三島にしては…という言い方が正しいのかわからんが、北海道の熊退治をめぐる冒険譚、その熊退治を志す井田青年と気位の高いイイトコのお嬢さん夏子の恋模様が中心で、表現も文体も極めて読みやすい部類に入る。数ページ単位で全30章に分割されているのも、なんだか連続テレビ小説ドラマみたいな感じ。当時の発表形体知らないんだけど、…

三島由紀夫 / 金閣寺

…5メディア: 文庫 三島由紀夫 / 金閣寺 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 妻からのおススメ。 2.内容 1956年に『新潮』に連載されていた三島31歳の作品。新潮文庫。1950年に実際に起きた金閣寺への放火・消失事件を題材とした、フィクションストーリー。ノンフィクションではない、が舞台設定は事件そのまま。金閣寺が焼かれることは決まっていて、その犯人は京都出身の青年僧で、事件発生日も同じ。そこに至る過程と心の動きの描写がフィクションであり、本作で三島が表現しようとして…

三島由紀夫 / 真夏の死

…(35件) を見る 三島由紀夫 / 真夏の死 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 妻の本棚シリーズ。長編はまだ読んだことない。不道徳教育講座なら読んだことある。 2.内容 様々な年代に執筆された11の短編に、三島自身による巻末解説を含む短編集。新潮文庫からのリリースで、付された自注及び刊行は1970年夏となっている。1970年秋には割腹自殺で死んでしまうので、ほぼ死の直前に書かれた解説と言っても良い。 短編集の解説は難しい。あらすじは書いても仕方ない(調べればそこら中に情…