めたすらいむの舟

メタル(デス/ブラック/プログレ中心)と書評(SF/ミステリ寄り)を通じて、ものを書く練習を行っています。原則週次更新予定。

小川哲 / の検索結果:

小川哲 / 火星の女王

火星の女王作者:小川 哲早川書房Amazon 作者: 小川哲 発売日: 2025/10/22 出版社: 早川書房 メディア: 単行本 これは今年読んだ小説の中でもかなり上位に来る、と先に言い切ってしまう。 小川哲を追いかけているシリーズの一環で、このブログでもここまで『君のクイズ』『嘘と正典』『君が手にするはずだった黄金について』『スメラミシング』とレビューを重ねてきた。今回の『火星の女王』は2025年10月に早川書房から刊行された書き下ろしの単行本で、著者のデビュー10周年…

小川哲 / スメラミシング

小川哲 / スメラミシング のレビューです。 スメラミシング作者:小川 哲河出書房新社Amazon 作者: 小川哲 発売日: 2024/10/10 出版社: 河出書房新社 メディア: 単行本 1. 作品を選んだ理由 例によって小川哲を追いかけているシリーズの一環。このブログでも『君のクイズ』『嘘と正典』『君が手にするはずだった黄金について』とレビューを重ねてきていて、この作者は新刊が出ればだいたい買う、という追いかけ方をしている。今回の『スメラミシング』も特に理由らしい理由は…

小川哲 / 君が手にするはずだった黄金について

小川哲 / 君が手にするはずだった黄金について のレビューです。 君が手にするはずだった黄金について作者:小川 哲新潮社Amazon 作者: 小川哲 発売日: 2023/10/18 出版社: 新潮社 メディア: 単行本 1. 作品を選んだ理由 例によって小川哲を追いかけているシリーズの一環。『ユートロニカのこちら側』『ゲームの王国』でやられて、このブログでも『君のクイズ』『嘘と正典』のレビューを書いてきた。で、棚に残っていたのが本作。気にはなっていたんだけど、なんとなく後回し…

小川哲 / 嘘と正典

小川哲 / 嘘と正典 のレビューです。 嘘と正典作者:小川 哲早川書房Amazon 作者: 小川哲 発売日: 2019/09/19 出版社: 早川書房 メディア: 単行本 1. 作品を選んだ理由 小川哲を追いかけているシリーズの一環。『ユートロニカのこちら側』で「この人は信頼してよかろう」となり、『ゲームの王国』の上下巻でガッツリやられ、最近は『君のクイズ』のレビューもこのブログで書いた。長編のイメージが強い作家だが、そういえばまとまった短編集をちゃんと読んでいなかったな、と…

小川哲 / 君のクイズ

小川哲 / 君のクイズ のレビューです。 君のクイズ (朝日文庫)作者:小川 哲朝日新聞出版Amazon 作者: 小川哲 発売日: 2022/10/20 出版社: 朝日新聞出版 メディア: 単行本 1. 作品を選んだ理由 そもそもの話、QuizKnockをきっかけに「競技クイズ」というジャンルの存在を知って、早押しクイズってこんなに奥が深いのかと興味を持っていた。そこへ、信頼している小川哲がクイズを題材にしたミステリを書いたと知って、これはもう読むしかないとなった次第。小川哲…

小川哲 / ゲームの王国(上・下)

…: Kindle版 小川哲 / ゲームの王国 のレビューです。文庫で上下巻ですが、まとめて扱います。 1.作品を選んだ理由 最初に興味を持ったのは書店の陳列で、1作目『ユートロニカのこちら側』を読んでこの作者なら信頼してよかろうと上下巻を一気に購入。 2.内容 2017年に早川書房より刊行され、2019年にハヤカワ文庫JAから文庫化。帯によると、第38回日本SF大賞受賞、第31回山本周五郎賞受賞と、名誉ある賞に名を連ねている。実際読んでみて、それだけの価値のある大作/傑作と感…

小川哲 / ユートロニカのこちら側

…6メディア: 文庫 小川哲 / ユートロニカのこちら側 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 本屋で『ゲームの王国』がプッシュされているのを見かけた。上下巻に怯んだのと、面陳列のせいで表紙が曲がってたのがイヤで、こちらを購入。 2.内容 2015年に早川書房より刊行され、2017年にハヤカワ文庫JAから発刊。作者の小川哲さんは1986年生まれ…ワイと同い年じゃないか。はーすご。 連作小説というかオムニバスと言うか。五感を含む人間のあらゆる個人情報を提供する代わりに、豊かな生…