めたすらいむの舟

メタル/書評を通じて、ものを書く練習を行っています。原則平日朝更新予定。なお、推理\ミステリ小説のネタバレは書きません。

Time Requiem / The Inner Circle of Reality

The Inner Circle of Reality

The Inner Circle of Reality

  • 発売日: 2003/05/14
  • メディア: MP3 ダウンロード

スウェーデンのシンフォニックメタル、Time Requiem / The Inner Circle of Realityをレビュー。正式には、Richard Andersson'sが付くんだろうか??それはSpace Odysseyの方だっけ。Burrn誌とかで見たことある気がするよ。

1.作品を選んだ理由

 ネオクラシカルなバンドを探していて。そういやこの人の名前とTime Requiemってバンド名は聞いたことあるが、曲は知らんなあと思い。

2.内容

 2004年にRegaion RecordsからリリースされたRichard Andersson率いるスウェーデンネオクラシカルパワーメタルバンドの2作目。Richard以外のメンバーは全く知らない…
 なんというか、いかにもクラシカルだったり中近東風だったりの「それっぽい」フレーズと展開が派手に連発されるので、好きな人にはハマるのかもしれないが… 曲とボーカルがあまりよくない気がする…。疾走する#1 "Reflections"や初期Dream Theaterっぽいすねぇ~と思う#7 "Hidden Memories"などでフレーズフレーズで耳を引くものがないわけではないんだけど、楽曲が印象に残らないです。…あ、今#7 "Hidden Memories"の最初のメロ聞いてたけど、Sonata Arcticaの"My Land"みたいだなって思った(Sonataの方が先)。
 分かる人には『様式美』の一言で通じるのかもしれないが、言葉(ジャンル名)として好きじゃないので使いません。  

3.感想/評価(★の5段階)

 ★★★--
 むーん。面白くない。

4.どのような人に推奨するか

 派手でクラシックっぽく、若干プログレメタル風なパワーメタルが聞きたい人におススメ。ボーカルが弱くてもキーボードが乱舞してればOKな方に。
 自分はSymphony Xの類似バンド探してこのバンドを聞くにいたったが「あぁ、Symphony Xって曲いいんだな!」ということを図らずも再認識する結果になりました。