Andromeda / Chimera
スウェーデンのプログレッシブメタル、Andromeda / Chimeraをレビュー。
1.作品を選んだ理由
長らく1st/2ndで止まってて、しばらくしてからこの3rdを買った。
2.内容
事実、2ndから4年のスパンを空けて2006年にリリースされた模様。そりゃ忘れてるわ…若者の4年は長いからねぇ。日本のAvalonからリリースされた日本盤を持っています。
方向性は2nd譲りでその延長線上。どうかなー2ndより歌モノとしての洗練がされ、演奏やアレンジはよりストレートになったように感じるかな。印象に残る歌メロは増えたというか、単純に歌がよくなってきているね。複雑な拍子や性急なリフはさらに登場頻度を減らし、メロディックな感触が強くなった。いや、7/8拍子くらいは当然のように使われているんだけど、この手のバンドでは珍しい話ではないので。一方で、#4 "Going Under"や#7 "Innner Circle"では1stっぽいキラキラしたギターとキーボードのリードが聞けたりもするが、あくまで歌を中心としたポップな感触であります。そういう意味ではメリハリのあるアルバムと言えるかもしれないが、メリの方もハリの方も微妙に盛り上がり切らない、なんとなく起伏の薄い印象を受けてしまうのはなぜなのだろうね。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★★-
もーすこし聞きこんだら違う感想が出てきそうな気はする。好きなフレーズは結構あるし、歌もいいので。
4.どのような人に推奨するか
ヘヴィでテクニカルな歌モノプログレメタル好きな方に。1st,2ndのどっちに近いかと言われると完全に2ndだと思います。