貴志祐介 / クリムゾンの迷宮
貴志祐介 / クリムゾンの迷宮 のレビューです。
1.作品を選んだ理由
ミステリ/ホラーの有名どころとして作者の名前は存じておりました。読むのはこれが1作目。
2.内容
1999年作かな?角川ホラー文庫より発刊。冒頭から突如として異世界(実は現実世界のどっかの広大な自然公園)に放り込まれ、そこから始まるサバイバルデスゲームですね!まぁ読み味はスムーズですが、あまり楽しくはないです。背景にあるデスゲーム開催組織のよくわからなさ(結論は金持ちの趣味なんだと思うが)だったり、シナリオ通りに動くキャラクターだったり、いろいろあるんですが、一番は「読んでいて怖くない」という点に尽きる。実際にこんなことあったら怖いやろ!と言われればそうかもしれないんだけど、これは描写やリアリティの問題かもしれませんね。あとは2020年現在だとデスゲームモノのフィクションは雨後の筍状態で飽和しているという印象があるからかもね。この当時はそうでもなかったかもしれないけど。
3.感想/評価(★の5段階)
★★---
あんまし。
4.どのような人に推奨するか
うーん、とくにないです。