めたすらいむの舟

メタル/書評を通じて、ものを書く練習を行っています。原則平日朝更新予定。なお、推理\ミステリ小説のネタバレは書きません。

深水黎一郎 / 最後のトリック

最後のトリック (河出文庫)

最後のトリック (河出文庫)

深水黎一郎 / 最後のトリックのレビュー。

1.作品を選んだ理由

 作者も作品も何も知らずにブックオフで買ってみたヤツ。タイトル一本釣りですわ。

2.内容

 2014年に河出文庫から刊行。元は2007年に『ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!』として刊行されたものを、新装改訂&タイトル変更して再リリースされたもの。旧タイトルが示す通り、端的には「読者が犯人」というストーリーをどうにか仕立て上げた作品。ある程度読んでいくと、作品構成上の「仕組み」はなんとなく理解出来てくるが、どうやってここから犯人が自分になるのかは分からない。最後にそれが明かされるわけだが…ちょっと残念なオチだったかな。過程が面白いという感じでもなかった。
 旧タイトルの意味はUltimo Truccoでそのままずばり最後のトリックの意。このタイトルだったら買わなかったかもしれんので、その意味で改題は成功だろう。  

3.感想/評価(★の5段階)

 ★★---
 裏表紙の「読者のあなたは必ず犯人は自分だと思うはず!?」の「!?」の部分に微妙さが含まれとるよな。

4.どのような人に推奨するか

 うーんあまり推薦はしないかなあ。ごめんやで。