遠藤周作 / 白い人・黄色い人
- 作者:周作, 遠藤
- 発売日: 1960/03/17
- メディア: 文庫
遠藤周作 / 白い人・黄色い人のレビュー。
1.作品を選んだ理由
ブックオフうろうろしてて発見。『海と毒薬』で読んだ真っ黒な雰囲気を思い出して、手に取ってみた。
2.内容
中編2編を含む文庫。1955年に芥川龍之介賞を受賞した『白い人』と、これと似たような主題を持つ『黄色い人』が収録されている。やっぱり遠藤周作の作品を読む上では、氏がキリスト教を修めていて、これを主題と設定している点を抑えておかなければならない。そのうえで、人間の醜悪な面に触れた「人間」を追求するような作品。淡々と暗い。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★--
特にかなー。