ジェイムズ・ウォード / 最高に楽しい文房具の歴史雑学
- 作者:ジェームズ・ウォード
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ジェイムズ・ウォード / 最高に楽しい文房具の歴史雑学のレビューです。
1.作品を選んだ理由
府中市美術館でタイトル買い。珍しい。
2.内容
2015年、株式会社エクスナレッジからの発刊。知らんけど、『建築知識』などの雑誌を出しているところらしい。
原題は『Adventures in Stationary - A journey Through Your Pencil Case』ということで、筆箱周りの筆記用具が中心。タイトル通りで、鉛筆・ペン・付箋・ホチキス・セロテープ・コンパスなどの文具が、どのように作られ広まっていったのかの歴史を雑学的に軽妙な口調で解説する。なぜ広まったのか、のマーケティング的な目線の解説も面白い。日本の名だたる文房具メーカーも出てきますよ。
なお、一番ツボったエピソードは、『Too Cool To Do Drugs』という文言が掘られた鉛筆が、削られるに従い『Cool to do Drugs』になり『Do Drugs』になりついには回収されてしまった、というものです。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★★-
ぼんやりフーンと読む系の本。
4.どのような人に推奨するか
タイトルそのまま、文房具好き・歴史雑学好きに。