世界遺産検定事務局 / 世界遺産検定公式過去問題集1・2級<2019年度版>
- 作者:世界遺産検定事務局
- 発売日: 2019/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
公式テキストに引き続き、問題集の紹介。
1.作品を選んだ理由
世界遺産検定2級の試験を2020年2月に受けようと思い、その試験対策で購入。
2.内容
こちらも、検定の元締めである世界遺産検定事務局が出している公式本。2級については、2018年3月/7月/9月/12月の4回分の過去問が載っている。やってないけど、1級の問題も7月/12月の2回分が載っている。過去問に触れても仕方ないので、自分がやった試験対策を示す。
<前提>
ベースとして以下を持っていたことは試験の上で役に立った。
・中学で習う程度の日本史・世界史知識と用語がなんとなくだが一通り頭に入っている
・ある程度の言語感覚がある(これはドイツ語っぽいとかスペイン語っぽいとか)
世界遺産を知らなくても、これだけで解ける、あるいは回答の選択肢を消せるような問題が多かった。
<勉強時間>
1.5か月。テキスト購入が1月だった。
<勉強方法>
・テキストをなんとなく通読。試験の比重が明らかに基礎知識・日本の遺産に偏っているので、そちらを中心に。世界の遺産パートは1周直前に読んだ程度。
・Androidアプリの「世界遺産検定 2級問題集」を有料版(700円)で購入し、ひたすら数をこなす。全400問弱を3周は回した。特に、基礎知識と日本の遺産は5周くらい回したと思う。
・最後の2週間で過去問4回分に挑戦。この時点で70~80点安定して取れていたが、消去法や勘で当てた問題(本来的には理解できていない問題)や間違えた問題については、テキストに戻って理解を深める。この工程は非常に重要。
2020年2月に試験を受け、自己採点は79点。マークミスとかなければ受かっているはず。世界遺産の登録区分(i)~(x)や、建築様式の名前は、覚えておいた方がイイね。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★★-
普通の過去問題集なので可も不可もなく。しいて言えば自己採点がめんどくさかった。
4.どのような人に推奨するか
世界遺産検定2級を受ける人向け。純粋に問題・回答のみで解説は皆無なので、この本だけで勉強を進めることは難しい。副読本を設けることを推奨。