世界遺産検定事務局 / くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト<第3版>
くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト<第3版>
- 作者:世界遺産検定事務局
- 発売日: 2019/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ちょっと趣向を変えて…世界遺産検定2級を受けた(合格)ので、買ったテキストを紹介。
1.作品を選んだ理由
世界遺産検定2級の試験を2020年2月に受けようと思い、その試験対策で購入。
2.内容
検定の元締めである世界遺産検定事務局が出している公式本。出版はマイナビ出版(マイナビか…。 )
本書の趣旨は書籍名が全て。世界遺産検定は試験級が上がるごとに覚えるべき遺産が増えるわけだが、2級では300件相当の世界遺産が試験範囲に含まれる。2019年3月出版なので、掲載されているのは2018年の世界遺産まで。2019年に新規登録された世界遺産(百舌鳥・古市の古墳群とか)は載っていないので、そこは注意が必要。
単純に世界遺産のことを知るための本としてみたときに、世界遺産条約の成立過程や登録基準の考え方などといった基礎知識、日本から登録されている世界遺産18件(本書刊行時点)、及び日本以外の世界遺産を加えた300件がジャンル別・カラー写真付き、且つ地図とセットで載っているというのは、テスト対策を抜きにしても読んでいて楽しい。各パートの詳細さは試験の6割を占める基礎知識と日本の世界遺産にかなりのページが割かれている一方、残りの世界遺産はかなりコンパクトな説明にとどめられている(1ページあたり3件詰めて掲載されている場合もある)。まぁこの辺は詳細は興味を持ったら調べていく、でいいと思う。
試験抜きにしても箸休め的にチラ見して楽しめる本ではないでしょうか。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★★★
まぁ、さすがにこの本はないと合格はできなかったかな。特に日本の遺産は、結構細かいところまで聞かれる。