めたすらいむの舟

メタル/書評を通じて、ものを書く練習を行っています。原則平日朝更新予定。なお、推理\ミステリ小説のネタバレは書きません。

Deeds of Flesh / Path of the Weakening

Path of the Weakening

Path of the Weakening

  • アーティスト:Deeds Of Flesh
  • 発売日: 2006/01/24
  • メディア: CD

アメリカのデスメタルバンドDeeds of Flesh / Path of the Weakeningをレビュー。

1.作品を選んだ理由

 最近自分の中でリバイバルが来ているので、一通り手持ちを聞いていく。

2.内容

 1999年にUnique Leader Recordsからリリースされた3rdフルアルバム。これが自身のレーベルであるUnique Leaderを立ち上げてからの1作目なんだろうか?品番がULE-001だね。
音楽性は不変で複雑なリフとリズムにブラストビートで押しまくるという、ブルータルデスメタルの典型。前作までの違いとしては、カニバリズム的なおどろおどろしい側面が音質の向上やリフの変化(低音でズンズンやるよーなりリフより、高速刻みやメロディを追えるようなリフが増えている印象)により、邪悪でありながらも切れ味の鋭いメジャーなブルータルデスメタルになっている…気がする。メジャーといっても、アンダーグラウンドの中でのメジャーであり、基本的な路線は前作までと一緒なので、無理やり違いを述べるならというレベル。音の要素だけ取り出せば、全くいつものDeeds of Fleshです。  

3.感想/評価(★の5段階)

 ★★★★★
 安定してよい。

4.どのような人に推奨するか

 1st~2ndよりやや鋭さに寄ったデスメタルなので、初めての方はこの3rd~5thあたりから入るのもいいかもしれないですな。ブルータルデスメタル好きなら取り敢えず持っておいていいと思います。