Perverted Dexterity / Spiritually Awaken Japan
インドネシアのデスメタルバンドPerverted Dexterity / Spiritually Awaken Japanをレビュー。Amazonにはなかったのでディスクユニオンのリンク。
1.作品を選んだ理由
新宿ディスクユニオンで完全にジャケ買い。ブルータルデスメタルだと信じて購入。
2.内容
2018年にSickness Productionというところからのリリース。日本の配給はお馴染みObliteration Records。2018年にこれまた浅草デスフェストでおなじみの浅草Gold Soundsで収録されたライブアルバム。
ライブアルバムだと知らずに買ったわけだが、結果的には高速でゴリゴリのブルータルデスメタルで非常によかった。Januaryo Hardyなる人物が全ての演奏を手掛ける一人ブルータルデスメタルだが、重心の低いズンズンと響くリフ・高速フィルにブラストを繰り返す複雑なドラムス・低音ガテラルボーカルで構成された無慈悲で硬派なスタイルは、カバーもしているBrodequinやDisgorge(US)あたりのUSブルータルデスメタルを思い出す。ライブっぽさは合間に聞こえるMC(当然日本語も聞こえる)と拍手くらいで、サウンドボード直録音のクリアなサウンドと正確無比な演奏(まぁドラムやベースはきっとマシンor録音なのだろうけど)のおかげで、単純に音の良いブルータルデスメタルのスタジオ盤といった感覚で聞ける。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★★-
音楽はとても気持ちいい。ライブ感に乏しいというか、MCや拍手が盛り上がらないのが欠点といえば欠点。チューニングでもしてたのか、曲間も長い時があるしね。