United / Reload
- アーティスト:ユナイテッド
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2011/11/02
- メディア: CD
日本のスラッシュメタルバンド United / Reloadをレビュー。
1.作品を選んだ理由
シャッフル機能で出てきた。買ったのはめちゃくちゃ前で、お求めやすい価格だったのと有名だったので。
2.内容
1997年リリースの4thフルで、Victorからのリリースらしい。Burrn!誌のインタビューで何度か目にしたので、ベースの方が亡くなったとか、この作品からボーカルが変わったということくらいは知っている。持っているのはこの作品が唯一。
トータルの印象としては硬質なスラッシュメタル…なのだが、疾走パートはむしろ少なく、いろんなヘヴィミュージックを取り込んだ形で聞かせる。ボーカルの強烈な咆哮と、ファットさよりハードさが強調されたギターの刻みといい、思い浮かぶのはPanteraとかSepulturaあたりの作品。97年という時代性もあるかも。オールドスクールさやメロディアスさは希薄で、リズミックでグルーヴィーなカッコイイリフで押しまくるパターンが多いのだ。あと、ボーカルは「ここがコーラスだな」っていうわかりやすい所謂ツービート疾走的なハイスピードさを持つ曲は全体のうち数曲…#2 Skin Deep、#5 Monley Brains、#8 Ex-Friendとか、#9 Suicide?とかね。#9 はSlayerの"Postmortem"みたいだね。
いいリフ書きますね。ちょっとこねくり回した感じで勢いを削ぐ楽曲があったり、ボーカルが好きじゃないなぁというところが私には合わないんですが、サウンドやリフはカッコイイと思います。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★--
いいんだけど、なんかツボにハマらない感じ。
4.どのような人に推奨するか
スラッシュがベースにはあると思うけど、グルーヴィー要素が強い。メロディー要素は薄い。グルーヴメタルというジャンル名をMetallumでは見かけるけど、この手のはあんまり聞かないから比較ができないのぅ。そういうのが好きな方に。