Deranged / High on Blood
- アーティスト: Deranged
- 出版社/メーカー: Regain Records
- 発売日: 2007/11/13
- メディア: CD
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スウェーデンのデスメタルバンドDeranged / High on Bloodをレビュー。
1.作品を選んだ理由
最近6th買ったので。すごく昔に、デスメタルの名盤として紹介されているのを見たことがある。
2.内容
これくらいの血液量ならまぁいいか。1998年リリースの2ndフルで、Regain Recordsというところからのリリースらしい。
6thのイマイチぶりとは全然違う。ハイテンションに爆走しまくるドラムとCannibal Corpseを思わせるピッキングハーモニクスを織り交ぜた猟奇的な低音リフが織りなす、ハイレベルなブルータルデスメタル。プロダクションも湿った雰囲気のある分厚いギターの音であり、文句なし。ブルータルデスメタルといいつつ、リフのつくりや切り込んでくる無音階なギターソロはやはりUS系のオールドスクールなデスメタルの感触を感じさせる。所謂2000年代以降のスラミングブルータルデスとは趣が違っていますぞ。
最大の特徴はやはり「速いこと」!どこを切り取っても大抵、ツービート疾走かブラストビートかのどちらかをやっている。やはりブルータルデスメタルにはこういうスピード感がないとね…。まぁリフやボーカルそのものは結構普通だったりするのですが、この音の壁とドラムの勢いで聞けてしまうという作品。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★★-
こういう作品がいいんじゃぁ~。