めたすらいむの舟

メタル/書評を通じて、ものを書く練習を行っています。原則平日朝更新予定。なお、推理\ミステリ小説のネタバレは書きません。

QuizKnock / QuizKnockファンブック

QuizKnockファンブック

QuizKnockファンブック

QuizKnockファンブックのレビューです。

1.作品を選んだ理由

 10/20のイベントにて入手したての新刊です。記事と動画は大半はカバーしてるつもりのいち視聴者。

2.内容

 2019年クラーケンさんからのリリース。以前のオフィシャルブックは"QuizKnockというwebメディア"にフォーカスした本であったと思うが、今回はYouTubeを通じてより明確に見えてきた"ライター個人"にフォーカスした書籍になっている。前回はオフィシャルブック、今回はファンブックということで、本当にファン向けの本となっている。

 まずはライター個人のプロフィール。身長、誕生日、靴のサイズなどのパーソナルデータが並ぶ。YouTubeメイン出演の7名プラス山森が大きめに紹介され、後には現ライター陣が続く。残念ながら載っているメンバーは限定的。"弾"の高橋、神話のyoshida、チョパンダース小林、ほんまかいな科捜研コジマなどはいない。ワイ、コジマファンなんだが…。以前記事を書いていた水上・鶴ちゃんもいない。あと多分卒業生も載っていない感じかな?そしてなぜかノースリーブの宮原先生…奈良は暑いということか?メンバー紹介の他にも写真はいっぱいでファンには嬉しい作り。ただ、個人的にはYouTubeメンツは別にYouTubeで見れるので、普段顔出ししないライター陣のことをもっと取り扱ってほしかった気もする。イベントによると「書きたい人が書く」という形式だったとか、yoshida氏が書いてないことにオグラくんが怒ってたとかなんとか。個人的には、そのあとに続くオフィス紹介が、2ページしかないわりに結構生活感が想像できてよかった。ちゃんとしたオフィスなんですねぇ。

 続いてはQuizKnock立ち上げの歴史と、YouTubeの全動画振り返り。歴史の方は、経緯もさることながらPV推移やチャンネル登録者数の推移が面白い。初めから高PV数を稼いでいるのが凄い…。動画振り返りについては、企画者演者の観点からのコメントが興味深い。ほんとに全動画コメントしてるから読むのが大変なボリューム。これはすげぇや。コメントしてるのは伊沢ふくら2名のみなんだけど、神(河村)のコメントも見たかった。

 あとは対談ページ。なぜか山本×渡辺対談…理由はほかのメンバーはオフィシャルブックで対談しててこの組み合わせがないから、というのと、2人の仲がいいから、らしい(イベントより)。まぁ対談してますね、という内容。私は渡辺氏(うじ)好きです。「まぁ日本人町作りましたからね。」
 続いては伊沢ふくら×はなおでんがんの対談。よくコラボしてるし、納得の人選ではある。12,000字及ぶ大ボリュームで、これもまじめにチャンネルのブランディングや動画のプロデュースについて語っていて面白い。この後、例の夏合宿をやったみたいだね。
 最後にカルタ(山本が罰ゲームで作った50万再生記念のあれ)がおまけに付いてます。切り取って遊ぼう。クイズは幕間に過去問ミニクイズと各ライターからの超難問がいくつかあるだけで、メインではない。そんな感じ。
   なお、イベント入手なので伊沢ふくらのサイン入り。本が本体価格1400円でイベント3000円なので、まぁお値打ちでしょう。イベントは過去のものに比べるとやや年齢層高めで落ち着いた感じで良かったとのこと。チケット転売禁止、本人認証等の効果かもしれない。チケットは倍率10倍という話も聞くが、よく当選したもんだ。なお、年末に読売ランドで1,000人規模での単独イベントを予定しているらしい。続報は追って。

3.感想/評価(★の5段階)

 ★★★――
 スタンダードなファンブック。何度も読み返すタイプの本ではないかも知れないが、相応のボリュームだし公式故の情報がいっぱいで宜しいかと。ライター陣のプロフィール掲載はもう少しやってほしかった。

4.どのような人に推奨するか

 クイズファンというよりは、(特にYouTubeの)QuizKnockファン向け。極めてタイトル通り。

5.ギャラリー

ライブタオルっぽいやつ 今治

サイン

以前のイベントのことも書いてるよ

metal-metal-slime.hatenablog.jp