めたすらいむの舟

メタル/書評を通じて、ものを書く練習を行っています。原則平日朝更新予定。

Despised Icon / Consumed By Your Poison

Consumed By Your Poison

Consumed By Your Poison

カナダのデスメタル/デスコアバンド Despised IconのConsumed By Your Poisonをレビュー。

1.作品を選んだ理由

 先に3rd "The Ills of Modern Man"と4th "Day of Mourning"を持っていて、まぁ良かったので追加購入。

2.内容

 2002年のデビューフルアルバムだが、これはリレコーディングのボーナス2曲を追加してCentury Mediaから2006年に再リリースされたもの。

 引きずるようなスローリフを伴ったビートダウンや、ドラムとシンクロしたリズミックで機械的デスメタルリフ、ブラストビートやストップ&ゴーを繰り返しながら複雑な曲展開で進んでいくドラムといった要素は、基本的に後続の作品と同じなのではなかろうか。結構ブルータルデスメタル的な要素がそこそこあって、低音弦の刻みに不協和音とピッキングハーモニクスを組み合わせたようなパートはデスメタルっぽいなぁーと感じさせる。ちょっと機械的な感じで聞いててテンションが上がらないのだが、スッキリと整理されたサウンドは綺麗で聞きやすい。

 ボーカルはツイン。ブルデス系の歌詞聞き取れない系低音グロウルと、悲鳴のような高音シャウト寄りの2名かしら?グロウルはまだいいんだけど、高音ヴォイスがなんだか弱々しい&ヘンテコな感じがしてあまり好きになれない。再録の#11 "Poissonnariat"、#12 "Compelled To Copulate"はそういった点が全然気にならないので、多分メンバ交代後のラインナップの方が好き。

3.感想/評価(★の5段階)

 ★★★--
 あんまり好きじゃない。ボーナスのリレコーディングの方がいいなぁ。でも、この1stのボーカルスタイルがツボだった人は、2nd以降は物足りないのかもしれない。

4.どのような人に推奨するか

 デスコア入門に。個人的には2nd以降から入ったほうが判りいいと思うが。