めたすらいむの舟

メタル/書評を通じて、ものを書く練習を行っています。原則平日朝更新予定。なお、推理\ミステリ小説のネタバレは書きません。

体験記:世界報道写真展2019(東京都写真美術館)

体験記シリーズ。「世界報道写真展2019」に行きました。

1.鑑賞のきっかけ

 カメラ・写真好きの妻推薦。渋谷bunkamuraから近いこともあり、梯子計画で参戦。

2.内容

 場所は恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館。散歩がてら渋谷から30分ほど歩いて行った!展示内容は公式から以下を引用する。

世界報道写真展」は1955年にオランダのアムステルダムで、世界報道写真財団が発足したことにより、翌年から始まったドキュメンタリー、報道写真の展覧会です。毎年、1月~2月にかけて主に前年に撮影された写真を対象にした「世界報道写真コンテスト」が開かれ、十数人からなる国際審査員団によって選ばれた入賞作品が「世界報道写真展」作品として、世界中の約100会場で展示されます。
第62回目を迎える今回は129の国と地域から4,738人のフォトグラファーが参加し、78,801点の応募がありました。大賞などを含め、受賞作品を紹介する「世界報道写真展2019」は6月8日から東京都写真美術館(恵比寿)で開催します

 会場はそんなに広くなく、ワンフロアのみ。受賞作品である写真がひとつひとつ、解説とともに大判で展示されている。単写真と連作(複数の写真で1つの作品としたもの)で分かれてている。
 大賞を取った写真もそうだけど、1枚のインパクトは単写真の方が大きいね。現代社会・一般ニュースでは、中南米やアフリカ地域での紛争状態などの現状を伝えるものが多く、写真の背景や「この写真が全体のほんの一部でしかない点」などを考えると、見ていて精神的にどんよりする。どこだかの中東ではサッカーの応援も男女別で隔離させられるんだね。 唯一心安らぐのは、日本の四季折々の風景写真を映像で繋げた短いビデオを上映している一角。
   ボリューム的には30分~1時間で回れるくらい。入場料も800円と安い。同館別フロアでやっていた写真展もセットで見ても良かったかもしれないが、この時はとにかく疲れていて無理だった。

3.感想/評価(★の5段階)

 ★★★★-
 冬公募~春賞発表~夏展示というサイクルで毎年やっている。毎年見に行くようにしたいな。

4.どのような人に推奨するか

 写真好きや世界の時事問題に興味のある人向け、ということになるんだろうか。万人に推奨とは言えないなぁ。基本的にハッピーな写真はないので、その点は認識していくべし。

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