Abort Mastication / Orgs
日本のデスメタルバンドAbort MasticationよりOrgsをレビュー。
Amazonにないので、はるまげ堂さんのリンクを貼ってみる。
1.作品を選んだ理由
先日紹介のButcher ABCのメンバーが絡んでいるという。また、中心メンバーであるドラムの方は、有名な日本のデスメタルバンド Defiledに在籍していたこともあるということで、聞いてみた。はるまげ堂の福袋でもらったような記憶が…。
2.内容
2008年、Bloodbath Recordsというところからリリースされた1stフル。カンカンと抜けるスネアが印象的な手数多めの高速ブラストを中心としたドラムと、ドライに歪んだギター音による色のない低音不協和音リフによる前のめりな勢いが強いデス・グラインドコアサウンド。全体的に「乾いた」感じの雰囲気と、短く駆け抜ける曲群(13曲22分)がグラインドコア感を高めている。基本高速ビートだが、急なテンポチェンジでスローパートがあったりと、短い中でも突っ走るだけでない展開を見せる。
演奏はタイトで勢いがあって文句なし。特にドラムは良いね。ボーカルは、2人で担当なのかしら?高音のピッグスクィールと低音ガテラルが入り乱れてスキルフルとは思うんだが、好みに当てはまる声音ではないんだなぁ。ツボを外れる。あと、ちょくちょく挿入される1分強のSE(語り等)も、ちょっと勢いを削ぐ感じがする。
3.感想/評価(★の5段階)
★★★--
あんまり合わなかった。