めたすらいむの舟

メタル/書評を通じて、ものを書く練習を行っています。原則平日朝更新予定。

Blasphemer / On the Inexistence of God

On the Inexistence of God

On the Inexistence of God

イタリアのデスメタルバンド BlasphemerのOn the Inexistence of Godをレビュー。

1.作品を選んだ理由

 "Brutal Death-Metal Guidebook"で見た。Hour of Penanceでイタリアのデスメタルのレベルが高いなあと思ったのが動機の一つ。

2.内容

 2008年1stフル、Comatose Musicからのリリース。オールドスクールな感触を持った刻みギターリフや邪悪なトレモロを中心に、一瞬たりともじっとしていないドラムがブラスト中心に複雑なリズムをたたき出すブルータルデス。テンポを落としブレイクダウンするパートもちょっとあるが、曲そのものが2~3分と大抵短いので、突進している印象の方が圧倒的に勝る。ボーカルも低音ガテラルを中心に威厳ある感じで文句なし。
 演奏やサウンド機械的になりすぎず高水準なオールドスクールサウンド。ベースはかなりバキバキなサウンドで、且つよく動くフレーズを奏でるため、その点はかなり印象に残る。#4の最初、#6、#10にSE的な小品があるものの、変にプログレッシブな方向には行かず、ストレートに純度の高いブルータルデスメタルをやっている。

3.感想/評価(★の5段階)

 ★★★★★
 いいぞー。#4 はゴッドファーザーのテーマ曲やね。

4.どのような人に推奨するか

 激烈なブルデス好きには推奨。Amazonだとやたら価格が高いが…自分は新宿ディスクユニオンで中古購入。1,200円くらいだったはず。