Yetna Apmaskema / Ancestral Manifest of Evil Poison
Ancestral Manifest Of Evil Poison
- アーティスト: Yetna Apmaskema
- 出版社/メーカー: Deathrash Armageddon
- 発売日: 2014/05/17
- メディア: CD
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パラグアイのブラック/スラッシュメタル Yetna ApmaskemaのAncestral Manifest of Evil Poisonをレビュー。バンド名が覚えられません。意味を調べてみたけどわかりませんでした。
1.作品を選んだ理由
レーベル買い。Deathrash Armageddonからのリリースだったので、War Bestial系のブラックかなと思って購入。
2.内容
2014年リリースの1st。同パラグアイのMaster of Crueltyのメンバーによる別バンドで、若い連中によるブラック・スラッシュへの回帰といったイメージ。Master of Crueltyはスラッシュ度が強かったように思うが、こちらはトゥルーブラック度が高い。
ギターは余りザクザクと刻むことはせず、パワーコードの動きやコード感のあるかき鳴らしリフでうっすらとしたメロディを奏でる。ドラムはスタスタと軽快なツービートを主体としつつ、テンポやリズムを変えて疾走一辺倒ではなく邪悪な雰囲気を盛り上げる。ボーカルは一般的ながなり声のデスヴォイス。MayhemのDe Mysteriis Dom Sathanasのような雰囲気もあるが、音色やボーカルも相まって荒涼・冷徹さよりもオールドスクールデスメタル的(もっとメタル的な)アグレッションが感じられる。音質は良好で、ノイズやポンコツ感は全くなし。
3.感想/評価(★の5段階評価)
★★★--
地味なんだけど、改めて聞いてみると、結構ひとつひとつのリフや印象的になっていてエライ。
4.作品をどのような人に推奨するか
ブラックメタルの要素はありつつも、やっぱりオールドスクールスラッシュメタル/デスメタルの領域かなと。そういうのが好きな方どうぞ。