Venomous Concept / Poisoned Apple
アメリカ(といっていいのかわからないが)のグラインドコアバンドVenomous Concept のPoisoned Appleをレビュー。
1.作品を選んだ理由
Burrn!誌のインタビューだったかな。グラインドコアに詳しくない私でも知っているメンバーが揃っており興味を持ったので覚えていた。中古で見つけて購入。
2.内容
2008年リリースの2nd。Earacheからのリリース。Napalm Death/Brutal Truthのメンバーらによる新バンド。
やや荒々しい騒がしい音質で、スタンダード・シンプルな曲が並ぶ。乾いた感じのギターに、ぶりぶりと歪んだベースがシンプルなリフを奏で、ドラムはツービート中心に疾走する。ブラストビートの頻度は高くなく、勢いや攻撃性より、ノリの良さや体感速度を重視している感じがする。演奏や曲も崩壊的なものはなく、曲の輪郭が非常にわかりやすいもの。20曲43分(後半3曲はデモ版なので、実際は34分)。
3.感想/評価(★の5段階評価)
★★★--
高品質だとは思うけど、普通かな。あまりグラインドコアだと思って聞くと、期待した内容ではないかも。
4.作品をどのような人に推奨するか
ノリのよいハードコア的なサウンドを聞きたい人へ。突撃グラインドコア好きには、ちょっと合わないと思います。