Vomitchapel / The House of the Lord Despoiled
アメリカのブラック/デスメタルVomitchapelの The House of the Lord Despoiledをレビュー。Amazonで買えるのか…。
1.作品を選んだ理由
事前情報なし。立川ディスクユニオンで非常にWar/Bestial感のあるジャケだなーと思い手に取ったもの(確かWar/Bestial Black Metal Guide Bookにも載っていたような)。名門Osmoseからのリリースだしええやろと思い購入。
2.内容
2012年リリースの1st。これは凄いですよ。冒涜的且つ原始的な音の嵐。ギターは歪みまくって且つ低音のリフを弾くまくり、リフの輪郭はほとんど感じられない。ドラムもポコポコした音でリズムが合っているのかいないのかよくわからない混沌としたブラストビートをたたき出しておる。ボーカルは低音でひたすら吠える。これらの音が混然一体となってぶつかってくる(しかもドラムは録音レベルなのか音割れ感すらある)。勢いと迫力だけは凄い、ある意味究極的な音。メロディとかは存在しません。Procalamationみたい。全27分。
3.感想/評価(★の5段階評価)
★★---
凄いは凄いが、気に入っているか?と言われると微妙か。正直あんまり聞かないよね。
4.作品をどのような人に推奨するか
もっと汚く・もっと冒涜的な音楽を!と希求する方は聞いてみるよい。高品質でコンテンポラリー(現時代的)なデスメタルを求める方には全くおススメしません。