Terrorizer / Caustic Attack
アメリカのグラインドコアバンド Terrorizer からCaustic Attackをレビュー。
1.作品を選んだ理由
Terrorizerは昔からWorld Downfall(名盤!)をよく聞いていて、新作が出るという噂はどこかで聞いていた。2019年の正月に新宿ディスクユニオンに行ったら新譜エリアにポップ付きで置いてあったので、これはと思い購入した。
2.内容
ブラストとツービート主体のハイテンションなグラインドコア。しかし音質は非常によくリフは明瞭に聞き取れ、曲がわかりやすい。基本的にはパワーコードで力押ししていく感じだが、Slayer的とでもいうか、邪悪なメロディ感を持ったリフも登場するため、デスメタル的な印象が強い楽曲もあり。ボーカルは普遍的な低音系のデスヴォイスで、特筆するところはないがよく音楽にマッチしている。
3.感想/評価(★の5段階評価)
★★★★★
ドラムのPete SandvalがMorbid Angelを離脱/脱退した理由(怪我と信教)をインタビューで読んでいただけに、聞く前はやや不安な部分があったのだが、ドラムが快調にかっ飛ばしており気持ちよく聞ける。勢いのみで押していくグラインドコアという感じではなく、曲の構成が練られている。かなりよいです。
4.作品をどのような人に推奨するか
World Downfallが好きだった人、整合性があって曲がいいグラインドコアを聞きたいひと